加工技術の高さと豊富なノウハウ

独自技術を駆使して高度な溶接を実現、困難なニーズも経験と熟練度でクリアする

建設機械部品製造、各種機械の溶接など鉄工加工を得意とする当社ですが、特に溶接に関する技術及び大型機械加工設備は香川県内でもトップクラスにあります。
必要とされる技術は時代の流れで変化し続けています。例えば軽量化が進む建設機械などでは、板厚を薄くして軽量化する一方で材質が高強度化しており、高難度の溶接技術が必要とされています。当社ではこれまでに培ったノウハウを元に「ファイバーレーザー溶接法」「電子ビーム溶接法」といった独自の精密加工技術を確立し、通常では加工困難とされる1150MPa級の超高張力鋼の溶接やステンレス鋼の歪みを抑えた溶接を可能にしました。
また、茨城県にある物質・生命化学実験施設(A-PARC)に採用された水銀ターゲット容器(中性子ビームを発生させるたもの機器)は、当社の溶接技術の粋を集め、求められる非常に高度な精度・強度等に対応した製品です。この分野で中小企業の製品が採用されるのは稀なケースでした。

当社の大型工場は、大型機械加工を可能にする多数の機械設備を有しており、溶接ロボット等の自動化システムも順次採用しており、生産性の向上と品質の安定化を図っています。
今後は保有する技術を活かせる隣接異業種にも挑戦し、新分野の開拓を目指していきたいと考えています。

業界誌
数々の業界誌に掲載しております。

“ISO 9001″は品質、”ISO 14001″は環境に対する企業の取り組みを判断する拠り所になるものです。
この仕組みのポイントは、企業の一つ一つの製品やサービス、環境への取り組みの良し悪しを調べるのではなく、その企業が製品やサービスの品質を日々管理しまた改善したり、環境への配慮を日々向上させる努力をし続けることができるかどうかを確かめることにあります。この仕組みが備わっていれば、社会のニーズや意識の変化を正確にとらえて対応することができます。
万が一のことが起こっても、迅速で的確な対応でお客さまや環境への影響を最小限にくい止めることができます。